【DIY】モバイルモニターを壁掛けにする(賃貸対応)

モバイルモニターを壁掛けしてみました。

モバイルモニターの特徴

初めにモバイルモニターについて軽く紹介します。

モバイルモニターとは

言うまでもありませんがモニター、ディスプレイです。

パソコンやゲーム機から出力される 映像・音声 を 表示・再生 することができます。

画面サイズ

一般的なもので 11インチ〜19インチの画面サイズになります。
探せばもっと小さいものや大きいものもありますがコスパ的にはこの辺りが狙い目でしょう。

通常のモニタで言うと24インチや32インチが一般的ですからこれとは別物と考える必要があります。
iPadのように手が届く範囲に置いて視聴するのが前提の使い方になります。

軽量

ここが一番の魅力と言えます。

売れ筋の14〜15インチの商品であれば500g台と非常に軽量です。

19インチクラスのサイズでも1kg台前半になります。

USB Type-C での電源供給と映像出力

多くの機種でUSB Type-Cのケーブル一本によって電源供給映像出力が行えます。

バッテリ内蔵モデル

バッテリ内蔵のモデルも存在します。
電源供給なしで駆動させることができます。

ただし、これを必要とする方は限られていると思います。
私の場合も自宅での使用しか想定していなかったものですから内蔵バッテリは不要と判断しました。

使用用途に合わせて製品スペックをよく確認してから購入してください。

VESA対応

VESAとはモニターやテレビを壁掛けやスタンドに取り付けるためのネジ穴の配置やサイズを定めた規格です。

私が購入したモバイルモニタですが、購入先のAmazonのページにこう書かれていました。

“2個” というのはネジ穴の数です。通常は四隅につけるので4個ですがモバイルモニタの軽さだと2個で十分なのでしょう。

“深さ5mm”、”規格m4” はネジの種類です。自分で購入するときはこれをみて買ってください。

“間隔75mm” はネジ穴の間隔です。VESA対応の金具やモニタアームを購入するときに見るべきポイントです。

壁掛け方法を考える

ここからが本題です。

壁掛けといってもいくつか手段が考えられます。
モバイルモニターが軽量・コンパクトということを念頭に決めて行きたいと思います。

ラブリコ + テレビ壁掛け金具

壁掛けと言って最初に思いついたのがラブリコです。

モニタ以外にも棚を設置するなどして壁を有効活用できます。

ただ、私の場合は収納場所には困ってなかったのと、収納場所を増やす=モノが増える
ということで選択肢から外しました。

さらには、2x4の木材を買ってくる必要があります。DIYの中では比較的簡単とは言えそれなりに労力が必要なのも敬遠した理由です。

また1kg程度のモバイルモニタを支えるのにラブリコは大げさです。

それから、モニタの正面に机を置いて作業したい訳ですが2本の木材が邪魔になります。
要はPC用のモニタというよりテレビ用ということですね。

ということで、次。

壁美人 + テレビ壁掛け金具

これもどちらかというとテレビ用と言えます。

壁美人はDIY界隈では有名な商品です。
ホッチキスで固定するというアイデア商品です。壁穴がほとんど目立ちません。
モニタの取り付け以外にも色々な壁美人用のパーツが販売されています。

1つ前のラブリコもそうですが専用の器具を使った首振りは魅力的です。
その反面、2万円を超える値段は少々お高めです。

はい、次。

壁美人 + 有孔ボード + スコーディスx3つ

IKEAの「スコーディス」シリーズを利用する案です。

モニターと組み合わせた良いサンプル画像が見つからなかったのですが
有孔ボードにモニターを立て掛けておく作戦です。

IKEAでなくても有孔ボードはダイソーなどで安価に入手可能ですね。

だいぶイメージに近づいてきた気がしますが ──
そもそも、折角の有孔ボードがモニターで覆い尽くされてしまうという欠点に気がつきました。

フックx3つ

色々考えた挙句、安価お手軽なこちらの方法に辿り着きました。
合計費用は1000円でお釣りがくる金額に抑えることが出来ています。

使用した部品ですが、ハンズで “ハシゴ金具” と呼ばれるこちらの商品を購入しました。
2個入りのものを2つ購入しましたので計528円。

それをこういう具合に三箇所壁に固定しました。

固定のために壁美人を使っても良かったのですがコスト削減のためにこちらの “Jフック” という商品を使いました。こちらも2つ購入して計300円ほどでした。

壁美人で使用するホッチキスと比べて壁穴の大きさが多少大きめですが、それでも許容範囲内と判断しました。

ハシゴ金具x2つと、Jフックx2つで 合計828円 という結果でした。

まとめ

如何でしたでしょう。

モニタ壁掛けという目的だけにフォーカスして、作業負荷と費用を最小限に抑えた結果たどり着いた結論になります。

モニタの壁掛け方法に悩まれている皆さんも用途、懐事情、見た目への拘り に応じて検討してみてください。

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