【見守り】みまもりガジェットを全部比較してみた!【初心者向け解説付き】

はじめに

昨今ではさまざまな見守り用のガジェットが存在します。
ただ、どれも一長一短があります。

どれを購入したら良いのか選ぶのも一苦労です。
そこで、今回はさまざまなタイプの “みまもりガジェット” とその選び方をご紹介します。

自分が欲しいタイプはどれ?

まず最初に何を一番に優先するかを整理するのが効果的です。

ということで、こちらのYES、NOチャートを作ってみました。
是非参考にしてみてください。

YES、NOチャート

ざっくり金額

ざっくりとした金額も含めて表にしました。

数値は機種によって異なるので目安としてみてください。

※1 トーク機能:録音メッセージの送受信
※2 通話 :リアルタイムの通話

分類月額本体価格重さバッテリ持ちトーク機能 ※1通話 ※2有害情報アクセス備考
紛失防止タグ
0円5,000円
程度
10g
程度
1〜2年✖️✖️子供からの通知は不可。
みまもり専用機器500円
程度
5,000円
程度
50g
程度
1週間〜2ヶ月◯/✖️✖️
スマートフォンほぼ
0円〜
1万円〜150〜200g
程度
1日〜数日✖️
キッズケータイ
500円
程度
3万円
程度
スマートウォッチほぼ
0円〜
5万円〜40g
程度
1日〜数日◯/✖️◯/✖️

ここからはタイプ別に深掘りをして行きます。
YES、NOチャートで目星をつけたものを目次から探して見てください。

紛失防止タグ

YES、NOチャートの通り、都会にお住まいで、かつ 大体の位置情報が分かれば良い、という方向けの商品になります。

また、位置情報についても 大体でいいよ という方向けです。

メリット:
・安い。
・電池持ちがとにかく長い。年単位で持つ。

デメリット:
・現在位置の更新頻度が低い。
・現在位置の精度が低い。
・ストーキング防止のためスマホ
 から一定時間 離れた場所にあると
 タグから音が鳴ることがある。

紛失防止タグとは

本来は財布や鍵と一緒に自分で持ち歩くための機器です。

それを子供のランドセルなどにぶら下げておくというやり方です。

紛失防止タグは他の人のスマホを中継する仕組みです。人が密集する地域であるほど有利です。

そのため、都会に住んでいる人にはお勧めです。

反対に、人口密度の低い田舎にお住まいであればお勧めできません。

選び方のポイント

紛失防止タグの特徴をご紹介します。

中でも最初に説明する 対応OS についてはきちんと確認しましょう。

あとは、見た目のデザインで気に入ったものがあればそれにすれば良いでしょう。

【ポイント①】 対応 OS(対応スマホ)

使用しているスマホが iPhone、iPad、Mac かそれともAndroidかによって使える機種が変わります。

間違えて買ってしまわないように注意が必要ですが、こちらのロゴで簡単に見分けが付きます。
実際の商品にもこちらのロゴが掲載されていますので参考にしてください。

ロゴ意味
iPhone、iPad、Macの「探す」アプリから位置情報の確認が行える機種にこのロゴが貼られています。
Androidの「デバイスを探す」アプリから位置情報を確認できる機種にこちらのロゴが貼られています。

【ポイント②】 形状

大きく タグ型 か カード型 かに分かれます。

形状特徴
タグ型鍵、鞄に吊るしておける。汎用性が高い。
カード型お財布に収納

【ポイント③】 バッテリ交換

バッテリ交換ができる機種とそうでない機種が存在します。

バッテリ交換が出来ない機種でも2年以上は持つものが一般的です。
(個人出来にはこれで十分だと思います。2年もすればもっと素敵な商品が開発されるはずです。)

商品紹介

Pebblebee は Apple、Androidの両方に対応しています。但し、同時には使えないので正直なところメリットとは言えないでしょう。

逆に、同時に使える機種が出てきたら最強と言えます。

商品名メーカー価格対応のスマホ
AirTag
Apple4,980円タグ型
Eufy Security
SmartTrack Link

Anker2,990円タグ型
Eufy Security
SmartTrack Card

Anker3,990円カード型
CHIPOLO ONE Point
chipolo4,500円タグ型
CHIPOLO CARD Point
chipolo5,700円カード型
Pebblebee
ユニバーサル
クリップ型

SOURCENEXT4,980円タグ型両方対応


但し、同時には使えない。
Pebblebee
ユニバーサル
カード型

SOURCENEXT4,980円カード型両方対応


但し、同時には使えない。

みまもり専用機器(トークなし)

メリット:
・見守り専用機なのでシンプル。
・スマホ、スマートウォッチに比べてバッテリ持ちが良い。

デメリット:
・トーク機能なし(録音メッセージの送受信)。
・リアルタイムでの通話も出来ない。
・月額費が発生する。
・解約後の端末再利用が出来ない。

録音メッセージの送受信はできない

録音メッセージの送受信ができないトーク機能なしの機種です。
位置情報が分かるだけのタイプの機種になります。

GPSを搭載しており現在地をスマホのアプリで確認することが出来ます。
細かな仕様は製品毎に異なりますが、基本的には 現在地の確認のみ と考えて良いでしょう。

商品紹介

お勧めは あんしんウォッチャーLE でしょう。
2台目の月額料金が無料というのは大きいです。

商品名イメージ型番運営月額本体価格
(キャンペ
ーン除く)
トーク
機能
リアル
タイム
通話
バッテリ
持ち
共有人数
(保護者
の人数)
兄弟
同時
見守り
サイズ
重さ
解約後
の端末
再利用
あんしん
ウォッチャー
LE
UHA01AKDDI539円
※2台目
は無料
5,000円
前後
✖️✖️〜2ヶ月7人2台50x50x18.8
53g
✖️
はろここ 不明コクヨ580円3,000円
前後
✖️✖️〜1ヶ月12人不明49x49x17
41g
不明
まもサーチ3PS-MMS
-G01
BB
ソフト
サービス
528円5,000円
前後
✖️✖️〜2ヶ月5人5台49x49x15.5
39g
不明
どこかな
GPS2
NC002ソフトバンク528円7,000円
前後
✖️✖️〜1.5ヶ月11人10台52x52x20.2
60g
不明
soranome不明グローバル
コネクション
539円9,000円
前後
✖️✖️〜1週間3人4台51x51x15
39g
✖️

商品紹介(トークあり)

メリット:
・トーク機能あり(録音メッセージの送受信)

デメリット:
・リアルタイムでの通話は出来ない。
・月額費が発生する。
・解約後の端末再利用が出来ない。

録音メッセージの送受信ができる

録音メッセージの送受信ができるトーク機能ありのタイプになります。
もちろん、位置情報の確認も可能です。

商品紹介

商品名イメージ型番運営月額
(トーク
機能付き
のプラン)
本体価格
(キャンペ
ーン除く)
トーク
機能
リアル
タイム
通話
バッテリ
持ち
共有人数
(保護者
の人数)
兄弟
同時
見守り
サイズ
重さ
解約後
の端末
再利用
BoTトーク不明Bsize748円5,000円
前後
✖️〜3週間不明不明50x50x21
60g
✖️
はろここ
トーク
不明コクヨ748円6,000円
前後
✖️〜3.5週間不明複数台
可能
63×47×23
72g
✖️
みてね
みまもり
GPSトーク
MT04mixi748円5,000円
前後
✖️〜3週間不明不明50x50x22
63g
✖️
みもり
GPSトーク
MR-03A/Bドリーム
エリア
748円5,000円
前後
✖️〜4週間8人複数台
可能
52x52x22
62g
✖️

スマホ

こちらは説明するまでもありませんね。
iPhoneやAndroidのスマホです。

メリット:
画面が大きくて操作性が良い
価格が安い。(格安スマホ&格安SIM)
・生成系AIなどスマホを通じて時代の最先端技術に触れさせるこができる。
 ITリテラシーが向上する。

デメリット:
・ネット上の害情報へのアクセス。(対策可)
・大きさ。(ウォッチ型やGPS専用端末と比べてですが)

安い

Androidのスマホは価格がピンキリです。
安いものだと1万円台からでも十分な性能を持ちます。

あと、通信用のSIMについてですがpovoなどの格安SIMを使うことで “ほぼ” 0円運用も可能です。

万能

なんでも出来ますね。
裏を返せばなんでも出来てしまいます。ネット上の有害な情報にアクセスし易いということです。

ここは考え方次第です。

とはいえ、こちらに関してはある程度の対策が可能です。

① 専用ソフトを入れる:
 専用ソフトといっても
 AppleやGoogleの純正アプリです。

 ・iPhone(iOS):
  「スクリーンタイム」でWeb
  コンテンツの制限が可能
 ・Android  :
  「ファミリーリンク」という
  アプリでアプリ・Webの
  アクセス管理が可能

② 子供を教育する:
 これが一番ですね。


スマートウォッチ(大手IT企業から発売)

AppleやGoogleなど大手IT企業から発売されているスマートウォッチをさしてします。

メリット:
・直接身に付けることができる。

デメリット:
・本体がとにかく高価
 (ただ、月額の運用は安い)
・子供の腕にはやや大きい。
・毎日充電が必要。

製品紹介

スマートウォッチだけであれば数え切れないほどの製品がありますがSIM対応となると数が限られます。また、値段も張ります。 LTE版Cellularモデル と言ったりもします。

商品名イメージ型番メーカー月額本体価格
(キャンペ
ーン除く)
SIM形状リアル
タイム
通話
バッテリ
持ち
サイズ
重さ
解約後
の端末
再利用
Apple Watch SE
(GPS
+Cellularモデル
40 mmケース)
A2353
北米
A2355
アジア太平洋
Apple契約する
SIM次第
42, 800円
から
eSIMのみ
(物理SIM
は非対応)
18時間40x34x10.4
30.68g

(端末とSIM
は別契約)
Pixel Watch 3
(4G LTE
+Bluetooth/WiFi
41 mm)
ケースとバンド
の組み合わせに
よって異なる
GA05744
マットブラック
GA05748
シャンパンゴールド
Google契約する
SIM次第
69, 800円
から
eSIMのみ
(物理SIM
は非対応)
24時間41x41x12.3
31g

(端末とSIM
は別契約)

スマートウォッチ(docomoなどから発売)

スマートウォッチ(キャリア)

製品紹介

商品名イメージ型番運営月額本体価格
(キャンペ
ーン除く)
トーク
機能
リアル
タイム
通話
バッテリ
持ち
サイズ
重さ
解約後
の端末
再利用
キッズケータイ
コンパクト
SK-41Ddocomo基本料金
550円(12歳以下)

※ 通話:
家族間通話無料
家族以外への
通話30秒あたり
22円
※ 国内SMS:
無料
28,930円✖️
(回線通話)
不明
(口コミだと
24時間程度)
45x41x14.3
39g

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